2025年1月20日
睡眠不足が引き起こす認知症リスク
近年,アルツハイマー病の発症と睡眠の関係が注目されています。アルツハイマー病の要因とされる「アミロイドβ(ベータ)」は,認知症発症の20〜30年前から脳内に徐々に蓄積する老廃物です。この老廃物を排出する役割を果たすのが,「グリンパティックシステム」と呼ばれる脳のゴミ出しシステムです。
このシステムは睡眠中に活発になり,特に,深い眠り(ノンレム睡眠)の間にその働きが最大化されます。アルツハイマー病の40%の方が睡眠障害で悩んでいるとの報告もあります。
深い眠りが十分に取れないと,老廃物の排出が滞り,アルツハイマー病のリスクが高まる可能性があります。そのため,質の良い睡眠を確保することは,アルツハイマー病予防の一助となる可能性があります。日々の生活で睡眠環境を整えることがとても重要です。





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